2020年04月09日 14:44

LegalForceは、提供する契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce(リーガルフォース)」において、新機能「条文マッチング」を、4月9日付けで提供開始した。

LegalForceは、企業法務における契約書レビュー業務の効率化を支援する契約書レビュー支援ソフトウェア。契約書のリスクを瞬時に洗い出す自動レビュー機能や、データベースから必要な条文を自在に取り出す検索機能など、法務実務に即した様々な機能を提供している。2019年4月にサービスを提供開始してから現在までの1年間で、300を超える企業と法律事務所に導入されている。

この度、ユーザーの「自社の契約書ひな形を基準に契約書レビューを行いたい」というニーズに応え、「条文マッチング」機能が誕生した。相手方から受け取った契約書を判断する際、多くの企業の法務部門において、自社の「ひな形」を基準に確認作業が行われる。しかし、契約書の表現や、条文の並び順は、必ずしも定まった形がなく、案件によって異なる。そのため、自社のひな形と他社の契約書の比較は、ページを行き来しながら、一つ一つ条文を照らし合わせる、負荷が大きい確認業務だった。

「条文マッチング」では、レビュー対象の契約書の条文が、それぞれ自社ひな形のどの条文に対応するか、自動で並び替えて比較する。これにより、条文単位で自社と他社の契約書の相違点が一目瞭然となり、契約書レビュー業務にかかっていた作業の手間を大幅に削減することが可能となった。