2020年04月09日 14:09

OJT変革システム「ClipLine(クリップライン)」を提供するClipLineは、ツルハホールディングスのグループ会社であるレデイ薬局が73店舗にClipLineを導入。動画(クリップ)を活用した新入社員研修に取り組む。

「ClipLine」はサービス産業の生産性を双方向動画で改善し、OJT改革へ導くサービス。OJTを1対1ではなく、1対多人数へ拡張し、24時間いつでもどこでも新人がひとりでトレーニングできる環境を構築するほか、遠隔での店舗マネジメントにも利用されている。

新型コロナウィルスの流行により、多くの企業で入社式や新入社員研修の形態に影響が出ている。そこでレデイ薬局では、より安全かつ高品質な教育を実施するため、1ヶ所に集合して行う従来の新入社員研修に代え、店舗配属後の動画による研修を実施することを決定した。研修では、お手本クリップを見て技術や知識を学ぶだけでなく、店長など上長を対象とした縦のコミュニケーションといった双方向での活用を通し、対面や集合研修と同様の効果を得られるよう取り組んでいる。

さらに、店舗をまたいだ横方向のコミュニケーションも可能。店舗配属日には新入社員全員が自己紹介を動画レポートとして投稿した。投稿されたレポートを新たなクリップ、カリキュラムとして設定することにより、全員がお互いを知る機会となり、同期社員間での仲間意識の醸成を促すことができる。