2020年04月09日 12:46

フューチャースタンダードは、新型コロナウイルス(COVID-19)に対する企業のBCP(事業継続計画)対策として、AIやIoTを活用した新型コロナウイルス対策サービス「手洗い・消毒記録サービス」「換気状態検知サービス」「密集度検出ソリューション」の提供を5月より順次開始する。

同社は、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER(スコアラー)」を開発・運営している。今回のサービスは、「SCORER」プラットフォームで開発実績のあるものをベースに修正開発をするため、早期に導入が可能だ。

「手洗い・消毒記録サービス」は、顔認証用の小型カメラと手洗いエリアを撮影するカメラを設置し、「SCORER」を活用した顔認証技術や骨格分析などを組み合わせることで、個人を特定した上で誰がいつ手洗い・消毒を実施したかを自動で記録に残すことが可能。「換気状態検知サービス」は、測定器を用いて二酸化炭素濃度から密室度合いを測定し、換気が必要な時期にアラートを出し、定期的な換気を促すことが可能になる。「密集度検出ソリューション」では、カメラから屋外や一般施設での人の密集度を定期的に記録し、「SCORER」によって密集度を定量化。密集度が低い状態で施設が運営されことを記録・確認でき、過度な混雑が見られる場合は呼びかけなどの対応ができる。

導入価格は、「手洗い・消毒記録サービス」15万円~、「換気状態検知サービス」12万円~、「密集者検出ソリューション」12万円~(すべて税別)。

詳しくはこちら