2020年04月01日 13:10

花王は、3月31日、服を着たままスマートフォンで写真を撮るだけで、内臓脂肪レベルを推定することができるサービス「モニタリングヘルス」を開発し、運用を開始した。

内臓脂肪は、その過剰な蓄積が生活習慣病につながる可能性が指摘される健康指標のひとつ。2019年に花王はトクホの茶系飲料では初めてとなる「内臓脂肪を減らすのを助ける」という許可表示でヘルシア緑茶を刷新し、好評を得ている。一方で、この内臓脂肪は目に見えない上に測定機会があまりなく、自身の状態を継続的に把握できず効果を実感しづらい為、対策を続けにくいという課題があった。

花王は、内臓脂肪計(医療機器)を用い、長い年月をかけて、延べ1万人以上の内臓脂肪測定データを蓄積しつつ推定アルゴリズムを開発してきた。今回、その膨大なデータから導かれる内臓脂肪面積推定アルゴリズムに、Bodygram Japanが提供する服を着たまま身体実寸をリアルタイムにAIで推定するBodygramを組み合わせることで、内臓脂肪レベルをスマートフォンで簡単にチェックできる「モニタリングヘルス」を開発した。

「モニタリングヘルス」は、ヘルシアのLINE公式アカウントと友だちになり、キャンペーンメニューの中の「モニタリングヘルス」へ進むことで使用できる。「腹囲」はスマートフォンで正面と側面の自身の写真をBodygramに従って撮影するだけで、約30秒程度で自動的に推定。結果は内臓脂肪レベルとして表示され、過去のレベルとの比較がグラフで示される。

モニタリングヘルスWEBサイト