2020年03月31日 18:44

株式会社「タノム」が提供する飲食業界向け加工食品・青果等の受発注システム「TANOMU(タノムU)」は、2020年3月31日より、青果仲卸業者間の受発注に対応を開始する。

「TANOMU」は、飲食店と食品卸売業者間の受発注をPCやスマートフォンで管理可能な、次世代型の受発注管理システム。従来型の受発注システムと異なり、あらゆる操作がスマートフォンで完結するため、PCを普段使用しない卸売業者・飲食店にも即日で導入可能。その日の仕入れ状況をタイムリーに知らせ、発注を促進し、ECサイトのような注文画面で、飲食店からの「ついで買い」を誘引することができる。

一方で、仲卸業者は、同じ市場内の仲卸業者と相互に仕入れを行い、自社取扱い商品に限らない様々な商品を納入業者、飲食店へと供給している。従来、この仲卸業者間の受発注は電話や口頭で行われており、受注業者はそうして受けた注文を手書きで集計するために、日々数時間もの工数をかけている。

そこで同社では、そうした仲卸業者の受注業務および集計業務の効率化に貢献するべく、仲卸業者間の受発注での利用に対応することとした。本機能追加により、仲卸業者が発注者として利用することが可能になり、受注者となる仲卸業者は、受注内容を商品ごとに集計し、エクセルフォーマットでダウンロードすることが可能となる。仲卸業者間をつなぐ受発注システムはこれまでになく、東京都中央卸売市場 豊洲市場内での初の取り組みとなる。