2020年03月31日 16:44

サイバー大学は、新型コロナウイルス感染症の影響により教室で授業を行うことが困難な全国の大学および短期大学に対し、統合型オンライン教育プラットフォーム「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」を、授業の運営に必要な機能を全て備えて2021年3月末まで無償提供する。

「Cloud Campus」は、サイバー大学の教職員が独自に開発し運用している統合型オンライン教育プラットフォーム。ビデオを主とする授業コンテンツの制作や配信、受講管理、質疑応答、小テストやレポートなどの課題やディスカッション、試験を一つのプラットフォーム上でシームレスに運用できる。また、顔認証による厳格な本人確認機能も搭載しており、単位認定が可能な正規科目をオンラインで開講することができる。

「Cloud Campus」のコンテンツ制作ツールでは、Webカメラとマイクを備えたパソコンがあれば、教員が一人で手軽にビデオ授業コンテンツや小テストを作成することが可能。学生は自分のパソコンやスマートフォンのブラウザによる受講が可能で、教員は受講管理画面でそれぞれの学生の進捗状況やテストの受験結果などをリアルタイムで確認できる。

令和2年3月24日付の文部科学省高等教育局長による通達において、感染拡大の防止と学生の学修機会確保の観点から、学事日程の変更や遠隔授業の活用などが推奨されている。サイバー大学ではオンラインで遠隔授業を実施できるよう、「Cloud Campus」の無償提供を通してサポートする。詳しくはこちら