2020年03月17日 12:29

IHI、あいおいニッセイ同和損害保険、沖電気工業、名古屋大学、日本自動車研究所、日本総合研究所は、3月17日から3月25日まで、神戸市北区筑紫が丘において、自動運転車両を用いた路車間通信の実証実験を実施する。

本実証実験は、まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアムが取り組んでいる、住宅地での移動サービス向けの運行設計領域(ODD)の検討・定義の一環として行われるもの。自動運転車両が交差点での右折や合流をする際に、死角からの飛び出しなどに備えたり、発進・停止や加減速のタイミングを最適化させたりするための、車載センサーと道路側センサーの協調による仕組みを検証する。

実施地区は、神戸市北区筑紫が丘、広陵町、小倉台および桜森町の、優先道路と非優先道路による交差点(十字路2カ所、T字路1カ所の計3カ所)。具体的には、自動運転車両の死角領域を含めた道路側センサーのセンシング状況や精度を評価すると共に、他の車両に不快感を与えない、安全で円滑な自動運転車両の挙動のあり方を検証。また、これらの評価を条件の異なる複数の交差点で実施することにより、交差点の違いによるリスクの違いも可視化する。

本実証実験の結果を踏まえながら、各参加団体はODDの精緻化を進めると共に、最適な自動運転車両の走行方法と道路側センサーのあり方について、さらに検討していく。