2020年03月09日 18:56

アサヒビールが、パナソニックと共同開発した世界初のエコカップ「森のタンブラー」が「第7回ソーシャルプロダクツ・アワード2020」において、「生活者審査員賞」を受賞した。
「森のタンブラー」は、使い捨てプラスチックカップ削減のために、マイカップとしての使用を提案しているビアカップ。植物由来原料を主原料としており、高い形状自由度とリユース可能な強度を持つとともに印刷適性も高いことから、各種イベント等に合わせた設計が可能。パナソニックの独自技術により、様々な植物素材を原料とすることが可能で、原料由来の異なる色合いが楽しめる。
さらに植物繊維由来の細かな凹凸が表面に施されており、ビールを注いだ際に持続性のあるきめ細かな泡をつくりだす。イベント等で繰り返し使用するだけでなく、家庭でも食器として使用することで、事業系プラスチックゴミを削減するとともに、家庭からのプラスチックゴミも発生させない考えで普及に取り組んでいる。
今回のテーマである「プラスチックごみ問題の解決」について、公募によって選ばれた生活者20 名が実際に商品を見ながら審査を実施。本製品は、「思わず持ち帰りたくなったり、SNS に投稿したくなるデザイン性や機能性を兼ね備えているため、多くの生活者やビール販売店舗から共感を得られるであろう。」と評された。本製品は、3月11日(水)~3月16日(月)に大丸東京店で開催される「ソーシャルプロダクツ・アワード2020 展示販売会」に出展、販売される。