2020年03月09日 16:37

アサヒビールは、日本自然エネルギーと契約し活用している「グリーン電力」を、5月下旬製造分から「アサヒスーパードライ」(缶500ml)の製造に活用を拡大する。

グリーン電力は、風力やバイオマスといった地球環境への負担が少ない自然エネルギーで発電された電力のこと。アサヒビールは、2009年4月に食品業界で初めて製品「アサヒスーパードライ」(缶350ml)および「ギフトセットのビール類」の製造にグリーン電力を活用し、再生可能エネルギーの普及や気候変動対策への取り組みに繋げてきた。

今回の拡大により、アサヒビール全体での2020年のグリーン電力活用量は、約2500万kWh(前年比147%)となり、CO2は年間で約1万1600t削減できる見込みだ。これによって、「アサヒスーパードライ」缶350ml、缶500mlの全数およびノンアルコールビールテイスト飲料「アサヒドライゼロ」(缶350ml)、ギフトセットのビール類がグリーン電力を活用して製造した商品となる。また、「アサヒスーパードライ」(缶350ml)と同様に、「アサヒスーパードライ」(缶500ml)の缶体には、グリーン電力を活用して製造された製品であることを示す「グリーン・エネルギー・マーク」を記載する。

アサヒビールが活用しているグリーン電力は、主に木材チップ等の自然の恵みを燃料としたバイオマス発電によるものであり、「アサヒスーパードライ」や「アサヒドライゼロ」を消費者に購入してもらうことが地球環境の保全につながる。

アサヒビールの環境の取り組みについて