2020年03月03日 18:08

メンバーズは、国内での新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレワーク導入を進める必要が生じている企業・団体の一助となればと考え、「テレワーク導入マニュアル」ならびに「テレワーク実証実験報告書」を公開する。
メンバーズは、業界でもいち早く働き方改革を開始し、優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくり、ワークライフバランスへの取り組みなどを実施してきた。同社では、政府が2019年7月22日からの約1カ月間をテスト期間としてテレワークの一斉実施を呼びかけた「テレワーク・デイズ2019」に参加し、テレワークの課題把握と必要な対策の検証を行い、東京で勤務する社員約470名で一斉にテレワークの実証実験を実施。その結果、本取り組みは「2020TDM推進プロジェクト」が主催する企業向けセミナーにて成功事例として発表したほか、2019年11月には総務省主催の「令和元年度テレワーク先駆者」にも認定されている。
「テレワーク導入マニュアル」は、テレワーク実施時に社員が遭遇するであろう課題や質問を想定した実施ルールからなる約140ページの内容であり、今回社外向けに編集した80ページ版を公開。基本の勤務ルールやセキュリティ、会議ルールのほか、押印や経理関連の対応などテレワークであっても円滑に業務を推進するためのマニュアルが記載されている。「テレワーク実施報告」では、社員アンケートのほか、勤務実態調査としてテレワーク期間中の残業時間及び稼働率の推移、テレワーク制度全体の収支状況等について記載している。