2020年02月06日 15:41

メドピアは、薬局向けのかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の新機能として、患者の服用歴を「kakari」内で一元管理できる「電子お薬手帳」機能をリリースした。

同社は「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに、医師12万人が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を中心に事業を展開してきた。創業来、医師を支援してきた一方で、今後の医療において重要な役割を担うべく変革を迫られている薬局を支援することを目的に、2019年6月より、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の提供を開始している。

2015年10月に患者本位の医薬分業を実現に向けて政府が策定した「患者のための薬局ビジョン」では、「バラバラから1つへ」というキーワードの元、服薬情報の一元化と継続的把握を実現させるために、いわゆる「電子お薬手帳」の必要性が示されている。

「電子お薬手帳」機能は、日本薬剤師会が提供する電子お薬手帳相互閲覧サービス「e薬Link(イークスリンク)」とも連携しており、「kakari」加盟薬局は患者が既に利用している運営主体が異なる電子お薬手帳の情報も「kakari」上で確認することが可能。本機能のリリースにより「kakari」は、患者の服薬情報の一元管理から服薬期間中のフォローアップまでをワンストップでサポートし、患者が個人の状態に応じた適切な服薬指導・服薬フォローが受けられる仕組みづくりの実現を推進していく。

かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」