2020年02月06日 15:12

凸版印刷は、企業のブランド訴求とマナー向上を促すごみ箱「PoyPort(ポイポート)」を開発し、2月5日より販売開始した。

「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」や「大阪万国博覧会」などを控え、イベント会場や観光地では日本人はもちろん、訪日外国人の増加も予想される。人の増加に合わせてごみの増加が予想され、その対応が急務となっている。

そのような中で凸版印刷は、ごみを投入すると付属のサイネージに映像を表示し、クーポン発行やイベント情報、環境問題への取り組みなどを楽しく伝えることができ、マナー向上を促すごみ箱「PoyPort」を開発。ごみ箱で企業のブランド訴求とマナー向上を促すことが可能となる。

「PoyPort」は、ごみ箱の捨て口に搭載したセンサーで、ごみが入ったことを自動で検知し、サイネージに映像を表示。これにより、利用者がごみを捨てたことに連動して、くじやルーレット、懸賞などの映像を表示するなど、インタラクティブな演出を行うことができる。また、複数の捨て口にセンサーを設置することで、映像を出し分け、ごみを捨てる際にアンケートやクイズを実施することが可能。これにより、捨てられた日時や、どちらの捨て口に捨てたかのログデータが取得でき、ごみ箱を効果的に活用できる。また、分別方法や環境への取り組みなどのコンテンツを表示することでごみの適切な処理を促進する。

販売価格は1台20万円~(コンテンツ制作費別途)。

凸版印刷