2020年02月05日 17:03

ビースポークは、1日約4万人の訪日外国人が使うAIチャットボット「Bebot」において、新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)に関する情報提供を2月4日から開始した。

ビースポークは、独自開発の自然言語処理(人工知能)を搭載したチャットボット「Bebot」を展開している。「Bebot」は、宿泊施設、駅・空港、自治体など訪日外国人が集まる施設で発生する外国語の質問やリクエストに対し、人間に代わりリアルタイムに多言語対応するチャットボットだ。

新型コロナウイルス感染症の患者数が急増し、日本国内でも感染者が出始めており、現時点で二次感染・三次感染の疑いも発生、今後も不安心理・感染拡大が予想されている。実際に「Bebot」を利用する外国人旅行者からも「成田空港でコロナウィルスが検出されたケースはありましたか」、「日本は新型コロナウィルスから安全?」などの質問が多数寄せられている。

多言語での情報が不足している、また、憶測や根拠の無いデマが拡散されている状況に直面したことがきっかけで、ビースポークは、新型コロナウイルス感染症について、正しい情報を、多言語で、リアルタイムに提供することを決定した。チャットを通じて、最新情報、感染症対策情報の案内を強化することで、不安心理の緩和・感染拡大の防止に貢献できるよう努めていく。

利用費用は無償。提供期間は2月29日まで(新型コロナウイルスの収束状況を考慮し、期間延長の可能性あり)。

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