2020年01月31日 17:06

日本において、新型コロナウイルスに関連した感染症の症例報告があったことに伴い、SEC新宿駅前クリニックは「新型肺炎の対策及び意識調査」を行った。
まず「新型肺炎(新型コロナウイルス)について不安を感じているか」とたずねたところ、不安:91人(45.5%)、やや不安:82人(41%)、あまり不安ではない:26人(13%)、不安ではない:1人(0.5%)となり、9割近い人が不安を感じているという結果になった。事態の収束や仕事への影響、ウイルスの感染力や毒性が分からないため、不安を感じている人が多いようだ。
また、「今後、日本に新型肺炎(新型コロナウイルス)の感染が広がっていくと思うか」との質問には、思う:83人(41.5%)、やや思う:80人(40%)、あまり思わない:36人(18%)、思わない:1人(0.5%)となり、多くの人が今後日本で感染が広がっていくと考え、そのため不安を感じている面が強いことが分かった。
さらに、「勤務先で新型肺炎(新型コロナウイルス)について何かアナウンスや対策などの通達はあったか」との問いには、あった:46人(23%)、ない:154人(77%)となった。会社がアナウンスや対策を出しているところは2割程度だが、接客業やサービス業、海外との取引が多い職場では、対策や注意喚起などが行われており、中国への海外出張の制限が出された職場も。また、半数近くが自主的に対策を行っており、情報収集はネットやテレビで、と言う人が9割以上だった。