2020年01月30日 15:53

エムティーアイは、生理痛や月経前症候群(PMS)などの症状に悩む女性社員を対象に、新たな福利厚生制度「オンライン診療を活用した婦人科受診と低用量ピル服薬の支援プログラム」を、2020年2月より開始する。

本プログラムでは診療から薬の処方までを、女性の健康情報サービス「ルナルナ」と、同社グループ会社であるカラダメディカが提供する、産婦人科向けオンライン診療システム「ルナルナ オンライン診療」にて行う。オンライン診療を活用することで、生理痛やPMSなどの症状に対して気軽に婦人科に相談できる環境づくりと通院にかかる負担の軽減を図るとともに、女性特有の症状による健康課題を改善し、より働きやすい職場づくりを目指す。

また全社員向けに産婦人科医による「女性のカラダの知識講座」を実施し、女性だけでなく男性社員の理解と意識向上を促す。

なお、本プログラムの開始に伴い、同社では「ルナルナ」ユーザーにアンケートを実施。その結果、生理痛やPMSなどの症状が「いつもある」「たまにある」と回答した人は91.4%と、ほとんどの女性が何らかの不調を感じていることが分かった。いっぽう、「生理痛やPMSなどの症状がひどい場合、職場に相談することができるか」と質問したところ、7割以上の人が相談できない、わからないと感じており、それらの症状を和らげる効果のあるピルを現在服用している人は12.2%だった。