2020年01月23日 15:55

クックパッドは、同社の「おりょうりえほん by cookpad」の取り組みとなる地域活性化の食育絵本づくり第2弾として、2月から石川県の伝統食を題材に絵本作りに取り組む。

「おりょうりえほん」は、クックパッドが監修する食育絵本が毎月1冊、月額500円(税別)で自宅に届くサービス。子どもを持つ家庭の約6割で日常的に行われている絵本の読み聞かせを、食育に置き換えることができる。子どもに食や料理のことを知ってほしいけれど、教え方がわからない、忙しくて教える余裕がないという人の課題を解決する。

クックパッドでは、身近な地域の食から子どもたちの興味を育むことが、伝統的な食文化や毎日の食事に関心を持つきっかけになると考え、2019年10月より地域と協働した取り組みを実施している(第1弾は北海道安平町と取り組み)。

第2弾は石川県および発酵食大学とともに、石川県の食文化を象徴する「発酵食」を題材にした絵本づくりを行う。今回、石川県在住の親子を集めて発酵食大学によるワークショップ、およびクックパッドによる絵本作りのワークショップを3月14日に開催。クックパッドは絵本を通じて、石川県の魅力を全国に広めるサポートを行う。その他にも別日程で、麩や加賀野菜を使った親子料理教室や、地元で捕れる魚について学ぶ教室を開催予定。絵本は8月の完成を目指し、県民をはじめとして全国の「おりょうりえほん」読者への提供を予定している。

おりょうりえほん by cookpad