2020年01月15日 16:03

コーディアリティケアは、現役介護職員を対象に、「介護のお仕事」に関するアンケート調査を実施した。

はじめに、「現職への不満はあるか」と質問したところ、8割以上が「はい」と回答しており、多くの介護職員が、現職に不満を持ちながら働いていることが分かった。具体的に、何に不満があるのか聞いたところ、「正当に評価されていない(45.7%)」と回答した人の割合が最も多く、次いで「人員不足(43.3%)」「休みが取れない(25.2%)」「経験を活かして仕事ができない(24.2%)」と続いた。

そこで、「職員がより働きやすくなるために施設が取り組むべきと思うことは何か(複数回答可)」と質問したところ、「給与の引き上げ(67.1%)」という回答が最も多く、次いで「休日の取りやすさ(52.9%)」「労働時間の短縮(36.1%)」「キャリアアップ支援(15.2%)」と続いた。

介護業界は、離職率が全体平均と比べ高いことから転職が珍しくない業界だと言われているが、「転職の経験はあるか」と質問したところ、8割が「ある」と回答。「転職先の応募経路(複数回答可)」は、「直接応募(56.6%)」が最も多く、次いで「紹介会社(32.4%)」「転職イベントへ参加(20.1%)」「知り合いの紹介(16.0%)」となった。

また「前職の介護職を辞めた理由」と質問したところ、「昇給・昇格が見込めない(35.4%)」が最も多く、「転職したきっかけ(複数回答可)」は「給与が低かった(54.7%)」と回答した人が最も多かった。