2019年09月05日 16:36

美術手帖」2019年10月号では、「アーティストのための宇宙論」を特集する。本特集では、宇宙をテーマとした作品にとどまらず、宇宙とアートの関わりや、そこに通底する問題意識を様々な角度から探り、未来の表現について考える。

PART1では、アートと宇宙の現在や今後の展望を考察。巻頭座談会には、宇宙人とのコミュニケーションをテーマとした著書が話題となった人類学者の木村大治さんらが登場し、宇宙人をどう考えるか、宇宙開発がもたらすイメージの力など、宇宙×アートの交点にある幅広い問題意識を探る。PART2では、アートにとどまらずデザインやカルチャーまで、宇宙と表現について考える様々な視点を紹介。世界を代表する宇宙科学研究機関におけるアートとの協働などをレポートする。

表紙イラストを担当するのは、アーティスト・イラストレーターの寺本愛さん。近未来の日本を舞台に、宇宙ベンチャーで働くアーティストが主人公のSFマンガを描き下ろした。美術手帖10月号 は9月6日(金)発売、定価1600円(税別)。