2019年08月30日 08:49

文化庁は、新事業「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」のプロジェクトとして、国内空港等10カ所程度で展開する「メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム」の開催を決定した。
その最初の実施企画として、8月30日より新千歳空港の国際線ターミナル到着コンコースにおいて、「アイヌ文化」をテーマに全長26メートルにおよぶ大型映像作品の展示と、アイヌ文様を取り入れた窓の装飾作品を公開する。
本プロジェクトでは、日本各地域の土壌が育んだ豊かな文化資源をアーティスト・クリエイターたちが、その魅力を新たな視点で表現し、各地域の玄関口である空港等で展示する。展示されたメディア芸術作品をきっかけに、訪日観光客を日本文化の新しい魅力に出会う旅へと促す。本事業では、各空港等での実施にあたり、企画をディレクションする「クリエイティブ・プロデューサー」を配置。新千歳空港はクリエイティブカンパニー「NAKED(ネイキッド)」が担当する。