2019年08月28日 13:45

テラドローンは、丸の内エリアにおいて、UTM(Unmanned Aerial System Traffic Management:無人航空機管制)で自律飛行させた小型無人航空機(ドローン)を用いた実証実験を、8月27日に三菱地所の協力のもと実施した。

日本では現在、山間部及び離島エリアで活発にドローンが利用されようとしており、都市部での本格利用は2022年度以降とされている。本実証では先進的な取り組みとして、都市部でのドローン利用で必須となるUTMを用いて日本最大の都市のひとつである丸の内エリアで実証実験を行った。UTMを用いることで空域の差配、ドローン同士及び建物等への衝突回避が可能となり、安全な空の道を描くことが可能になる。

今後、「日常的な街の中の警備業務の効率化」、「遠隔監視によるエリア全体の効率的な監視」の実現が期待される中で、テラドローンでは警備・防災・物流など幅広い領域において、高層ビル街での無人機の活用を三菱地所の協力のもと検討していく予定だ。

テラドローン