2019年08月26日 14:36

東京急行電鉄は、ヤマハが開発した音響通信技術「SoundUD」を用いた音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を、8月26日から東急線全駅(世田谷線・こどもの国線を除く)・東急線内の全列車に順次導入する。

本取り組みは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて、今後増加する訪日外国人に安全・安心・快適に東急線を利用してもらうことが目的。「おもてなしガイド」の放送用アプリを、駅係員・乗務員に配布しているタブレット端末にインストールし、災害・輸送障害時の計画運休・間引き運転・折返し運転などに関する案内のほか、駆け込み乗車といった注意喚起など、48種類のアナウンスを、日・英・中・韓の4言語で放送する。

また、駅・列車でアナウンス音声とあわせて、音声トリガーを流す。利用者は、スマートフォンなどにインストールした「おもてなしガイド」アプリで音声トリガーを受信することで、放送内容を13言語からアプリ上に表示させることが可能となる。

東急電鉄