2019年08月20日 17:55

救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(EDAC イーダック)は、8月4日(日)に岩泉町民会館にて、「令和元年度岩泉町総合防災訓練」への実施協力を行った。

総合防災訓練は、台風接近・上陸に伴う短時間豪雨、上陸前の長雨による土砂災害などを想定して実施。この訓練でEDACは、リアルタイム情報配信システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」と連携したドローンおよびスマートフォンを用いて、災害現場の情報収集を支援した。

「本州一広い町」である岩泉町は、山間部等の災害危険個所が多くあり、有事の際の迅速且つ広範囲に渡る情報収集が課題となっており、これまで大きな手間と時間を要していた。

今回の防災訓練では「Hec-Eye」を活用し、ドローンおよびスマートフォンで取得した複数地点の被災現場情報を、リアルタイムで遠隔にある対策本部へ共有し情報収集。一度により広範囲を捜索できるようになったことに加え、リアルタイムで更新される位置情報を活用し、より効率的な救助活動を遂行できることが確認できた。