2019年07月19日 04:44

リサーチ・アンド・ディベロプメントは、2012年12月から、シニアのリアルな姿を知ることを目的に、自然な会話を聞く企画を毎月実施しており、2019年6月13日に累計100回目を迎えた。このたび100回分の会話を振返り、見えてきた3つのキーワードを発表した。
調査から見えてきたキーワードは「自分たちはシニアじゃない」「「健康」とは“老い”と向き合い現状を維持すること」「夫とは近づき過ぎず、遠ざけ過ぎず」。
現在の60歳以上の人たちは、年功序列や適齢期、一億総中流といった「古き良き」日本的ロールモデルを体験した最後の人たち。未だにシニア像は「古き良き」から変化していないが、現実のシニアは弱者としての高齢者ではなく、自立したシニアへと変化している。年金や医療といった制度や仕組みに大きな変化がない一方、シニアの意識の面では、ステレオタイプのシニア像を覆してきたと言えるかもしれない。本企画の詳細はこちら。