2019年06月28日 17:42

民間宇宙ベンチャー「ALE」は、G20大阪サミット内「Japan Innovation Lounge」において、開発中の導電性テザー(Electro-Dynamic Tether、以下EDT)を公開する。

ALEは日本国が重点施策に置くスペースデブリ問題に取り組む数少ない企業であり、既に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)とのパートナーシップを通じて装置開発に着手している。これらの取り組みや実績等をふまえ、ALEが開発を進めている導電性テザーを日本の先端宇宙技術事業の一つとして展示する運びとなった。

今後打ち上げられる人工衛星やロケットの上段等に、本EDTを予め搭載することで、ミッション終了後に軌道を下げ、地球大気に突入させる事が可能。このようなミッション終了後の廃棄/PMD(Post Mission Disposal)は、新たなデブリ発生を抑止できる事から、今後のスペースデブリ対策として有効な手段だと期待されている。詳しくはこちら