2019年06月27日 10:35

データサイドマーケティングは、日本で初めて故人が遺した芸術作品をECサイト上で販売する「天送美術館」をオープンした。
遺品整理の中でも、最もストレスがかかると言われているのが、故人の遺した思い出の品を選別し、廃棄する作業。そんな思い出の品と、遺族が丁寧に向き合うきっかけを作り、幸せを故人のもとに贈るサービスが「天送美術館」だ。故人が遺した芸術作品、「遺作」を同社に郵送し、スタジオフォトにて撮影後、同社ECショップで販売。販売収益は99%を児童養護施設へと寄付する。
4月17日のプレオープン以来、2カ月でおよそ100点の遺作を撮影してきた。今回、預かった遺作を販売し、込められた想いを社会へと還流するべくECショップを主軸としたサイトへとリニューアルを行った。購入自体が児童養護施設への寄付となるので、新しいかたちの小規模のファンディングとして、子ども達の成育に必要な物資の支援や、金銭的なサポートを行う。