2019年05月31日 10:37

東京急行電鉄は、7月1日から、MAMORIOが提供する紛失防止タグ「MAMORIO」及びタブレット端末を活用した、「お忘れ物自動通知サービス」を、東急線各駅で開始する。

本サービスでは、紛失防止タグを付けた所持品を紛失した際、紛失物の位置情報を、MAMORIO社の専用アプリ上で確認することができる。具体的には、まず東急線各駅の駅務室にタブレット端末版「MAMORIO Spot」を設置。そして、紛失物が駅務室に届けられると、取り付けられている紛失防止タグから発信されている電波をタブレット端末が検知し、紛失物の位置情報を持ち主に通知する。

両社は、MAMORIO社が「東急アクセラレートプログラム」に応募していたことから、2016年11月~2017年4月まで、東急線渋谷駅にて本サービスを活用した実証実験を実施。今般、本サービスが全国約700路線の鉄道・バス事業者へ導入されるなど、紛失防止タグの所有者が増加したことなどを踏まえ、東急線各駅での正式なサービス導入を決定した。