2019年05月17日 10:22

カサノバエンタープライズは、5月1日より、建物内部の空間3Dスキャンとパノラマ撮影を同時に行いバーチャルツアーを制作する「PanoWeave(パノウィーブ)」を正式リリースした。

これまで同社はGoogle認定フォトグラファーとして、店鋪やオフィス、結婚式場、文化財などの撮影を行ってきたが、Googleストリートビューに掲載できない物件を取り扱う不動産企業や、文化財保護を目的とした自治体から空間内部の3Dモデリングなどの要望を受けていた背景を踏まえ、空間3Dスキャン及びバーチャルツアーの撮影・制作サービスの提供を開始した。

同サービスは、従来の360度バーチャルツアーに加え、建物内の構造を3Dスキャンすることで、建物全体を俯瞰できる3D映像や、間取り図や階層を確認できる。3D再現により、建物全体の雰囲気を圧倒的な臨場感で直感的に伝えることが可能だ。不動産や建設現場、宿泊施設、アミューズメントなど多くの事業者が利用できるサービスとなっている。

PanoWeave