2019年04月22日 08:46

日立システムズは、介護施設や医療施設向けに「福祉の森 見守りシステム」を販売開始する。

介護施設では限られた数の職員で各入居者の居室を巡回し、食事から入浴、排泄などの介助だけでなく、健康状態等まで常に管理・把握する必要がある。この膨大な業務の一部を介護ロボット等の活用により軽減し、介護職員が働きやすく、より質の高いサービスの提供を実現するための環境作りが求められている。

「福祉の森 見守りシステム」は、赤外線センサーやマット型の生体センサーなど、さまざまなセンサーから複数の入居者の寝返りなどの体動情報や、脈拍、呼吸などに関する生体情報を取得し、居室ごとに分かりやすく一画面で表示できる。これにより、入居者のケアを、より安全かつタイムリーに行えるようになる。さらに、本システムで取得した情報は自動記録することができるため、入居者に対するケア状況を素早く確認したり、記録システムへの入力時間や申し送り時間を短縮したりすることが可能となる。

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