2019年04月10日 10:25

グローバルウェイが運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「残業の少ない都道府県ランキング」を発表した。

働き方改革の推進により、残業削減に向けた動きが全国において見られる。労働力不足などの関係で、地方のほうが都会より残業が長くなりがちだという声も聞かれるが、実際のところ残業時間が短いのはどの都道府県なのだろうか。「キャリコネ」の給与明細投稿をもとに、都道府県別の残業時間ランキングを作成した。

ランキングによると、1位「佐賀県」、2位「秋田県」、3位「沖縄県」。上位10都道府県のうち三大都市圏に属するのは千葉県のみ。それ以外は、中国地方や九州地方など、地方圏が占めた。東京都、大阪府、愛知県が下位に入っているところを見ると、都会のほうが残業が多い印象を受けるが、企業ごとの残業時間を少ない順に並べると、三大都市圏に所在する大手企業が上位を独占する。都会では企業数が多いため、一部の残業時間の長い企業の存在が、今回のランキングに影響したとも考えられる。

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