2019年04月03日 17:59

ユーグレナと理化学研究所は、日本全国の「ご当地ミドリムシ」を収集して研究する「みんなのミドリムシプロジェクト」を、4月3日(水)に開始する。
研究により、同じ種類のミドリムシ(別名:ユーグレナ)でも異なる形質を持つ個体が生まれることが判明しており、さまざまな形質を持つミドリムシを収集してライブラリ化することで、それぞれの形質を各種産業に活用できる可能性が期待されている。本プロジェクトでは、ミドリムシの新規形質株の収集と、集められた新規形質株の産業利用の可能性発見に向けた研究を行う。
具体的には、クラウドファンディングにてプロジェクトに対する寄附金を募集し、寄附金で作成したミドリムシ採取のための採水キットを全国各地の協力者に配布。それにより、日本全国の湖沼におけるサンプリング(目標1000地点)を通じた「ご当地ミドリムシ」の収集を行う予定。集まった「ご当地ミドリムシ」は各種解析を行い、ヘルスケア領域や燃料分野における活用への可能性を検討する。詳しくはこちら。