2019年02月15日 16:40

福井県越前町は、「まるごと出張陶芸館」を、立命館いばらきフィーチャープラザにて2月16日(土)・17日(日)に開催する。

越前焼は日本六古窯の一つに数えられ、その歴史は古く、今から約850年前平安末期に遡る。その歴史の古さが認められ、2017年4月に文化庁が認定する日本遺産に日本六古窯として選ばれた。現在200基以上の古窯が発見されており、平安時代末期から鎌倉、室町、江戸時代にかけ、これら大規模な古窯では、かめ・壷・すり鉢・舟徳利・おはぐろ壷等日用雑器が焼かれていたとされている。越前の土の特色を生かした、素朴で頑丈なつくりで、温かみのある土と灰釉の味わいを秘めた民芸的な美しさを持ち、その伝統は今日まで引き継がれ多くの人々に愛好されている。

「出張陶芸館」では、電動ろくろ体験コーナーや、マーカー絵付けなどを実施。越前焼の歴史を紹介したり、現代作家の作品を販売するコーナーも設置される。さらに立命館大学陶芸部コラボ作品も展示。詳しくはこちら