2019年02月08日 10:10

追手門学院小学校は、2月20日、伝統行事の「学用品供養祭」を開催する。
「学用品供養祭」は、普段使用している鉛筆に対して、ものに対する感謝の気持ちを込めて供養し、同校の教育目標でもある「敬愛の精神」を養うことを目的に行っており、1983年から続く伝統行事だ。当日は大阪府堺市の本山妙國寺の岡部日聡貫主をはじめとする僧侶と約870名の全児童とで読経し、お世話になった学用品(鉛筆)と感謝の気持ちと願い事を書いた短冊を祭壇に奉納する。
同校では2015年度に運動場を人工芝にしたことで火を焚いて供養することはなくなったが、普段何気なく使っているものに感謝を込めて供養する機会を設けることで、新しいものを丁寧に扱う気持ち、さらに丁寧な心が自然に身に付いていくことを期待している。
場所は、追手門学院小学校運動場(大阪市中央区大手前1-3-20)。保護者等一般参加はなし。