2019年02月06日 06:11

日本能率協会総合研究所が提供するMDB Digital Searchでは日本国内のパワーアシストスーツ市場を調査し市場規模を推計した。

パワーアシストスーツは、高齢者に多い歩行障害や、脳卒中患者などの歩行訓練を補助する「自立支援型」の製品と、介護現場における移乗介助や、工場や倉庫における運搬作業など、作業員の重労働を補助して身体的な負担を軽減する「作業支援型」の製品に大別される。大学発ベンチャーのサイバーダインが、歩行障害がある人の歩行訓練を目的に開発した製品がパワーアシストスーツの製品化の先駆けだ。

開発途上の段階にある製品であることから、幅広い分野に普及するまでに至っていないが、労働者の高齢化や人材不足から、パワーアシストスーツに対する潜在ニーズがある。2018年の後半に主要メーカーから価格を引き下げた新製品が投入されていることから、2019年度には販売台数が大きく伸びると予測される。

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