2019年01月25日 11:12

UMITRON(シンガポール)及びウミトロンは、水産養殖向けスマート給餌機「UMITRON CELL」を開発し、愛媛県愛南町内の養殖現場への設置を開始した。

「UMITRON CELL」は、スマートフォン・クラウドを活用した生簀の遠隔餌やり管理が可能な水産養殖向けスマート自動給餌機。労働環境の改善(遠隔管理により、現場作業を軽減、休憩・休息の自由度向上。天候不良時等の危険な環境下での洋上作業の短縮)、環境保全(遠隔での摂餌状況の確認およびムダ餌の削減による環境負荷の低減)、食の安定供給(生育データ蓄積による業務プロセスの体系化、生産ノウハウの伝承。生産現場の見える化によるトレーサビリティの向上)といった水産養殖現場での課題解決を念頭に開発している。

初期ロットは、すでに愛媛県愛南町などへの納品を開始している。現在、第2ロットの製造を進めるとともに、一般販売の計画を視野に入れ、生産者・漁業協同組合・地方自治体等の実証パートナーを広く募集している。

ウミトロン