2019年01月24日 17:21

J-オイルミルズは、リアルタイムで感性を取得することができる脳波計「感性アナライザ」を活用し、ヒトの「食べたい気持ち」を可視化することに成功した。
通常頻繁に使用されるアルファ波やベータ波といった帯域に注目するのではなく、周波数の時系列的な動きとその特徴に着目し、ヒトの感性を定義した脳波計が「感性アナライザ」だ。今回、生体信号解析の専門家として活躍している、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の満倉靖恵教授協力のもと、「感性アナライザ」を活用し、ヒトの「食べたい気持ち」に直結する脳波を特定。さらに実証実験として、から揚げを用いた画像試験と実食実験を行い、脳波の「食べたい度」の変化を確認した。
J-オイルミルズは本研究の成果を活かし、「あぶら」が持つ価値・可能性を拡張して、様々な付加価値機能(揚げ物料理の価値、調理価値、健康価値、調味価値)を徹底的に追究し、人々の心を動かすおいしさを創造する、「おいしさデザイン企業」を目指す。