2018年12月20日 11:57

ウミトロンは、AI・IoTといったテクノロジーと人工衛星データを組み合わせることで、「持続可能な水産養殖の地球への実装」を実現するための活用方法について検証を行った。
今回の取り組みでは、JAXAから提供されたGCOM-Cの校正検証前サンプルデータ等を元に、ウミトロンが分析した海洋環境データを用いて、水産養殖における活用方法について検証を実施。PoCを通して人工衛星等から取得される海洋環境データは、水産養殖現場での利用ニーズも高く、将来的には精緻な海洋観測や養殖魚の生育管理への活用展開が期待されていることが確認できた。
全地球における沿岸域のデータ入手性が向上することは、魚の生産効率の向上や、赤潮に対して有効な対策手段となる可能性がある。ウミトロンでは、今回の取り組みで得た知見を元に、衛星データのさらなる利活用に向けて体制の整備を進めていく。