2018年12月13日 15:24

3D Printing Corporationは、Markforged社の画期的な金属3Dプリンター「Metal X」の日本国内の出荷を、12月より開始する。

Metal Xは、Markforged社独自の新技術、ADAM (Atomic Diffusion Additive Manufacturing: 原子拡散積層造形法) を使用している。この新技術方式では、短時間で設計通りに高強度・高密度の金属パーツの造形ができる上、従来の金属3Dプリンターに比べて10分の1という低コストで安全な金属3Dプリンティングが可能になる。これまで、金属3Dプリンターはコストや安全性、精度が懸念されていたが、Metal Xではこれらの課題をクリア。

また、金属粉末を樹脂に閉じ込めたフィラメントを使用するため、金属粉末が飛び散らず、安全に使用することができる。多様な金属3Dプリントを身近にするMetal Xは、自動車産業を始めとした今後の日本の製造業への応用が期待される。詳しくはこちら