2018年09月04日 16:24

9月1日より、北九州市が運営する「防災情報北九州」において、チャオが開発したAIを活用したクラウドカメラ「Ciao Camera(チャオカメラ)」の一般公開を開始した。
一般的な防犯カメラはレコーダーやハードディスクに映像を保存するが、ハードディスクの容量次第で保存できる映像の量が制限されるだけでなく、故障や盗難などによるデータの消失も発生する。一方チャオカメラは、故障や不具合が生じやすいレコーダーの設置が不要。さらに、独自の特許技術である「差分転送方式」を活用して、河川の画像を「動画」でなく「写真」で細かく記録。前画像から変化のあった部分のみを差分抽出し、鮮明な画像をクラウドサーバーにアップするので、異常のあった部分を即座にピックアップするのはもちろん、圧倒的な通信負荷の低減を実現した。
一般公開に伴い、常時河川の様子をPCやスマートフォンなどのデバイスからサイトにアクセスすることで確認でき、市民の迅速な避難行動に繋げたいとしている。