2018年08月29日 14:18

Ristは、京都大学大学院医学研究科と共に、CT医用画像に対してAI(Deep Learning)を用いた画像処理技術を用いた業務自動化に関わる共同研究を開始する。
CTやMRIといった医用画像は、体内の状態を可視化する手段として非常に魅力的であり、近年の撮影技術と医療機器の進歩により、短時間で大量の画像を撮影することが可能。一方で、読影対象となる画像は一人の患者につき数百枚となることもあり、医用画像を扱う医師の負担は膨らんでいる。そこでこれらの課題を解決すべく、AIを用いた画像処理技術を用いて医師の負担を軽減するために共同研究を開始した。
今回の共同研究では、治療計画時にCT画像上で病変と周辺臓器の輪郭を入力していく膨大かつ煩雑な作業に対し、AI(Deep Learning)により半自動化するソフトウェアの研究開発に取り組んでいく。