2018年08月24日 10:27

全国きもの街づくり協議会は、きものを着る人を増やす企画として「きものニッポンプロジェクト きものの輪」を発表し、和装業界やきもの愛好家へ参加の呼びかけをスタートした。
訪日外国人の和装体験が人気を集めているが、日本に住む人たちのきもの離れは進む一方。その最大の理由の1つは、きものを着てみたいと思っても、それなりの時間と費用がかかる「着付けを習う」という高いハードルが、最初に存在すること。
今回、全国きもの街づくり協議会が提案する「きものの輪」は、自分で着られる人が、無理なく増えることを狙ったもの。着られる人が「きものコンシェルジュ」として、着付けやきものの楽しさを「部活動の先輩が、後輩に伝えていくようなイメージ」で教える仕組みとなっている。また一方で、小規模で開催している全国各地の着付け教室を「やさしい着付け教室」として認定し、インターネットを使った生徒募集などもサポートしていく計画だ。