2018年08月06日 17:20

つくば市は、図書館職員の作業負荷低減を目的として、8月1日より、CYBERDYNEが開発・製造するロボットスーツ「HAL腰タイプ 作業支援用」を導入する。

「HAL腰タイプ」は、脳から神経を通じて筋肉へ送られる信号を微弱な「生体電位信号」としてセンサーが読み取り、腰に装着した機体のモーターを動かすことで、人の動作を補助するもの。医学的・解剖学的観点からの解析・シミュレーションに基づき、腰部負荷を低減する機能を実現したウェアラブルロボットだ。

図書館のバックヤードでの作業は大量の書籍等の上げ下ろしなど、力仕事の連続であるため、腰部への負荷を減らすことができる装着型ロボットである「HAL腰タイプ 作業支援用」の効果に期待している。また、本製品には新たに防塵・防水機能が加わったため、屋外作業となる移動図書館での使用など、様々な場面で活用していく。なお、本製品の図書館への導入は、全国初の試みとなる。

導入期間は、8月1日~2019年3月31日まで。