2018年07月23日 17:06

楽天は、「遠隔スタイリング支援システム」を搭載する電気自動車「リモートファッションコミュニケーションビークル」を用いて、デジタルサイネージを活用した次世代型の買い物体験を提供する実証実験を実施した。

このシステムは、楽天グループの研究開発機関である楽天技術研究所と会津大学による共同研究において、楽天技術研究所が開発したもの。実証実験では、利用者に電気自動車後部に設置するスタイリングルームに入ってもらい、デジタルサイネージを通して遠隔からショップ店員がスタイリング提案を行った。利用者はデジタルサイネージ上に表示されるQRコードを読み込むことで、気に入った商品を楽天が提供するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」で購入することができる。

オフラインのショッピング体験における地域的制約、物理的制約、心理的制約の解決、また売り手側の新しい働き方の実現を目指す。