2018年07月03日 16:16

小田急電鉄は、7月25日~8月5日まで、電子地域通貨の導入に向けた実証実験を行う。
これは、同期間に新宿エリアで開催する、映画の鑑賞や食べ歩き・飲み歩きなどが楽しめるイベント「新宿シネマ&バルWEEK」にあわせて行う取り組み。電子地域通貨「シネバルコイン」を発行し、約40の参加店舗でキャッシュレスでの買い物が可能となる。
電子地域通貨「シネバルコイン」は、アイリッジが提供する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用して発行。決済オペレーション、現金顧客との比較や、アプリを通じたリアルタイムな情報配信によるイベント内の送客効果などの検証を行う。小田急電鉄では、本実証実験を通じて電子地域通貨の本格的な導入を検討。今後は、沿線自治体や大学などと連携し、それぞれの特色に合わせた電子地域通貨の発行を検討するなど、消費の活性化やコミュニティ形成を促進する新しいコミュニケーションツールの構築を目指す。