2018年04月10日 09:43

世界的な第三者安全科学機関であるULは、2月27日、ドイツ ロゼンハイム市に火災安全試験所をオープンした。敷地面積約3,000 m2、耐炎/耐火/耐煙製品の試験に特化した新試験所では、建築・建材製品の防火規定への適合認証を目指す顧客へ多様な試験サービスを提供。製品・材料に対する燃焼性/火炎伝播/耐煙/耐火試験を中心に、欧州、北米の規格や国際的な試験規格に準じた試験を実施する。
ULのビルディング&ライフセーフティテクノロジー部門のVP兼ジェネラル・マネージャであるクリス・ハスブルック氏は「新試験所の特徴は、試験をまとめて実施し、欧州と北米の両規格に基づくサステナビリティ認証を提供できること」と、コメント。
ULの中央、東および南ヨーロッパ担当VPであるインゴ・ルーベンナッハ氏は「これによりドイツは、建築関連製品の世界に向けた試験・認証の欧州の中心地となるだろう」と述べた。詳しくはこちら(英語)。