2018年03月16日 15:43

フーズカカオは、複数の投資家から資金調達を実施し、3月よりインドネシア南スラウェシ州エンレカン県の現地パートナーと契約してカカオ農園開発を開始した。

近年、チョコレート業界では「Bean to Bar」と呼ばれるカカオ豆からチョコレートをつくる全ての製造工程を一つの工場でおこなう文化が浸透。当該事業を行う事業体の数はここ数年で一気に増加している。一方で、素材となる良質なカカオ豆が国内では手に入りづらく、また供給量や品質が安定してないことを各メーカーが課題に感じていた。

フーズカカオ社では農園現地のパートナーと契約し、社員を現地に派遣することで生産加工工程の改善および日本に届く前の品質管理を行う。すでに複数の事業者から利用の希望があるが、チョコレートメーカー、パティシエ、料理人などより幅広い作り手に試してもらうために、開発されたカカオ豆を無料提供する。

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