2018年03月15日 14:27

熊本県の観光や物産、歴史、芸術、文化、復興などの旬の魅力を毎月届けるニュースレター「知ればもっと好きになる、くまもと 魅力発信マガジン」。2018年3月号で、3年半ぶりに阿蘇中岳火口が見学を再開したことを伝えた。

平成26年8月30日から立入規制が敷かれていたが、2月28日から立入りが可能に。これに伴い、一般見学者の受け入れを開始する。3年半にわたる規制は、記録が残る平成以降で最長。全体的な復旧にはまだ時間を要すため復旧工事は継続されるが、現在は噴火活動が落ち着き、湯だまりも戻っていて、気象庁も火山ガス量が多い状態で注意は必要なものの、火口周辺に噴火の兆候は見られないと説明した。

噴火の痕跡が数多く残る中での今回のオープン。今だからこそ体感できる迫力ある光景と、数万年の時を感じる火口一帯のスケール感ある様相を見ることができる。