2018年03月07日 09:22

大和ハウス工業は、3月6日より、狭小空間点検ロボット「moogle evo(モーグル エヴォ)」の販売を開始する。
大和ハウス工業では、2012年10月に、戸建住宅の床下空間や溝などの点検ができるよう、住宅メーカー・工務店・リフォーム会社向けに狭小空間点検ロボット「moogle」を発売。これまで約300台を供給してきた。そして今回、点検カメラの性能やクラック(ひび割れ)判定機能を向上させた「moogle evo」を開発。点検カメラの解像度を従来の約4倍に高め、より微細なクラックを認識できるとともに、クラック幅に応じて自動で色分け表示する機能を追加。橋梁や共同溝などでの効率的なインフラ点検をサポートする。
1960年代に一斉に整備された橋や道路などのインフラは、耐用年数とされる50年を超え老朽化が進む中、国土交通省は、インフラ管理者に5年に1度の定期的な点検と詳細な損傷内容の把握を求めている。
販売価格は280万円(税抜、5年保証)など。