2018年01月09日 14:32

クラウド型学習システムの提供・運用支援を行っている「すららネット」では、「すらら」で学習する生徒数が、2017年12月末時点で5万1,323人となり、5万人を突破したと発表した。これは、対前年で約135%となる。

利用者数が伸長している要因の一つは、学校教育におけるICT導入の意識の高まり。多くの私立学校では、生徒の学力の幅が広がるなか、個に対応する学習を行なうことが課題。そこで、教員の負荷を増やさず、生徒一人ひとりの学力に応じたアダプティブな学習が提供できる「すらら」の導入が進んでいるという。導入された学校では、「1学年の平均偏差値が6ヵ月で3ポイント上昇」「特進クラスにおける国公立合格者数が過去5年間で最多」というような成果が出ている。

また大手塾においても、自立学習が可能な「すらら」を用いた反転授業の活用が拡大。すららネットでは、今後もさらに増加する大規模運用に対応し、システムの強化やUIの改善、サポート体制の充実に力を注いでいくとしている。