2017年04月17日 10:24

2016年にKADOKAWAと講談社より全7冊が刊行され、好評を博した「薔薇十字叢書」。「京極堂」こと中禅寺秋彦が憑き物落としで事件を解決していく人気シリーズの世界を「シェアード・ワールド」し新たな物語を創り出すプロジェクトの完全新作第二期の刊行が、4月より開始される。

第二弾の刊行一番手を飾るのは、佐々木禎子さんの「風蜘蛛の棘」。前作「桟敷童の誕」の続編で、関口、中禅寺、榎木津に加え、木場や益田、青木など、ファンにはお馴染みのキャラクターたちが登場する。

翌月5月には愁堂れなさんの「縊鬼の囀」、和智正喜さんの「蜃の楼」が刊行予定。「縊鬼の囀」では第一弾でも人気だった関口、中禅寺、榎木津の一高時代が再び描かれ、「蜃の楼」では関口が現代東京に迷い込んでしまうという、昭和と平成の空気感が混じり合う不思議な物語となっている。詳しくはこちら