2017年04月13日 09:15

幻冬舎メディアコンサルティングは、「いつもありがとう」作文コンクールの優秀作品10編をもとに描かれた「からっぽたいくつ どようびはまだ」を発売した。
照れくさい、恥ずかしい、くすぐったい。思っていてもなかなか言葉にできない家族への「ありがとう」。本書は、そんな感謝の気持ちを綴った子どもたちの作文をもとに、子どもたちの成長を描いた、温かくて切なくて、ちょっぴり泣ける短編集だ。
病気の自分を支えてくれる母親へ。ライバルであり理解者であった姉へ。やさしくも厳しく見守ってくれる父親へ。命を救ってくれた祖母へ。どの作品も子どもならではの素直でみずみずしい視点と感性に溢れ、大人が見落としている何かを教えてくれるものばかり。認めてあげること、認めてくれること。やさしくすること、やさしくされること。10篇のストーリーを読めば、家族に会いたい、話をしたい、ありがとうと伝えたい、そんな気持ちがあふれてくる。
定価は1300円(税抜)。